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今の私に至るまで…

第5章 戦いの2日間

『だから
ありえんって
言うてんねん!』

『本間ごめんって!』

『信じられへん!
もう嫌!
別れる!』

『そんなん
言うなやっ!』

『だいっきらい!』
『お前の初めての
キスが俺やったのが
嬉しかったんやって!
傷つけたのは謝る!
本間ごめんっ!』

『っうわあぁん!』
『本間ごめんなー…』

『っく…ひっ…』

『許してや…』

『や…だ…』

『なぁ…』

『嫌。別れるっ!』

『…っ』


『バイバイ。
良い人見つけなよ。』

『…っおい!?』

『バイバイ』










うっ…ふっ…
うわあぁん!

ガラガラ!バンッ!

家から
飛び出したうち。

泣きじゃくりながら
近くのガレージへ。

姉ちゃんが
走ってきて
何も言わず
ギュウって
してくれた。

離せって言うたけど
本間馬鹿力(笑)

ビクともせん。

10分ぐらい
泣いてたら
おとんが来た。

『どないしたんや。』
その言葉と同時に
ギュウってされた。

又泣いた。
うちって一体
どれだけ泣くの(笑)

一リットルの涙かいな(笑)

落ち着いて
きたからおとんが
寒いやろって車に
乗せてくれたのよ。
うちは全部話した

彼の事。
何で泣いてるか。
何が合ったのか。

おとんは
うちに一言。

『そいつ呼べ』

うちは嫌やって
言うた。
もう
大丈夫やからって。
『大事な娘が
泣かされてんのに、
正気でおれるんか』

おとんの一喝。

はい
その通りです。

でもねおとん。
『そいつ呼べ』

言うけど
呼んだら殺すでしょ(笑)

だからダメ。

しかも
タイミング悪く
間違い電話で
『売り子』から
電話掛かってきた(笑)

お怒り気味のおとん
キレる寸前のうち。

『もしもし?売り子の者やけど…『己何処のもんじゃ?あぁ?誰に掛けてきとんねん!殺すぞゴルァ?!』
『す…すんませ…!『すんませんで済むんかボケェ!?すんませんで済んだら警察いらんのじゃ!!』
はい。ごめんなさい

うちはキレると
口がとてつもなく
悪い&河内弁が出ます(苦笑)

気分を
害したなら
すんません。(笑)

まぁそんなこんなで
間違い電話と
気づかず、
彼にメール。

『うちを売ったな?』
すぐに返事が来た

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