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気になるアイツ

第3章 秘密

半分あきれた俺だったが、図らずもパソコンを手にできたのでそこは言わずにおいた。

「ありがとう梨香さん、大事に使うよ」

なんてこと思い出していたのだが、足はしっかりとギャルらしい梨江子を追いかけていた。後姿でまだ確証もないけど、とりあえず顔を確認できるまで、ついていこうと思った。

単なる気まぐれで勉強より好奇心が勝っただけのことだ。

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