
好きな人は友達
第2章 あたしじゃダメ?
いやいや全然ウケねぇ~
どうしよう離れようとかくごしたのに!!
だけどなんか嬉しいな
『じゃあ席動かせ』
先生が大きな声で言った
あたしは急いで机を運んだ、あたしの隣誰だろ?
机おも~いと思いながらやっと自分の席についた
あたしの新しい席は窓側
『よろしくね』
あたしに向かってはなしかけてきた
『よろしく』
あたしは声がする方に顔を向けて返事を返した
えっーあたしの隣浜井隆光じゃん
まじかよ
『じゃあそろそろ授業始めるぞ~』
先生が言った
『俺まだこっちの高校のノート届いてないんだよねだから見せて』
と浜井君が言った
もちろん嘘っぽい笑顔で
『いいよ』
あたしは浜井君と机をくっつけた
ノートを真ん中に置いた
何気なく普通にノートを見たりしてると浜井君もノート見てた
てかちょー顔近い
なんか緊張するじゃん
ヤバいどうしよう
あたしは後ろをチラみするとななめの悠太と目があった
すぐに前を向いた
今悠太見てたよね?
なんか浜井君と話そう
『浜井君…』
