秘書のお仕事
第7章 関係
じゅぷ…
じゅぷ…
じゅぷ…
下の方から、音が鳴る
『は…はあ…涼…あ…///』
「千晴…ああ…いいよ…」
何を求めるでもなく、お互いに名前を呼ぶ
頭の上から抜けるような喘ぎ声も、さらに身体を熱させる材料になる
そうやって刺激される涼の動きは徐々に速まっていくし
あたし自身もその悶えの虜になっていった
ギシッギシッギシッギシッ…
パンッパンッパンッ…
ベッドの弾む音も、二人のいろんな音が掻き消していく
「は…は…んぁ…」
涼はあたしを抱き起こすと、自分はベッドに横になった