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♡Hなアパート生活♡

第34章 *夏の思い出

学校も夏休みに入って。

こないだのこともあって、やっぱり陽とどこかお出かけしたかったんだ。

だから渚たちにも声をかけて、レンタカーを借りて海に来たってわけ。



予想どおり乗り気じゃない陽を、みんなで説得して無理やり連れてきたんだけど……

それにしても、あんなに不機嫌そうな顔しなくてもいいのに!!



心の中でムカムカしてると



「…結花ちゃん、なんか怒ってる~?」



渚が顔をのぞきこんできた。

ムカムカは顔に出てたらしい。



「…だって陽がいかにも不機嫌そうにしてるから。せっかく海に来たのに!」

「まぁまぁ~!陽くんらしいっちゃらしいじゃん♪
多分車乗ってて疲れたのもあるかもよ。きっと海入ったら、テンション上がるって!

それに……」



渚が顔を近づけて、耳元でささやく。



「水着、可愛いって言ってくれたんでしょ♪
結花ちゃんの水着姿みたら、元気になるよ~!いろんな意味で…♡」



かぁっ……



私は耳まで熱くなってしまった。
あ~もう!今絶対顔まっかだぁ…



「い、いろんな意味って!」
「やだぁ~結花ちゃん!なに連想しちゃったの?やらしい~♪」



渚はけらけら笑った。

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