
向かいのお兄さん
第48章 君が初めて
カッターシャツが開けると
今度は黒のTシャツが現れた
羽織った物を落とすと、あたしはキスをやめて
シャツの下から直接直也の肌に触れた
一瞬ピクンと震えたものの
直也は鼻で笑った
「あんた変態?」
『ううん、直也の方が変態』
あたしが知っている直也ほどではないけれど
そこそこ身体はガッチリしている
胸の辺りをゆっくりと撫でると
直也の頬が赤く染まった
「そういうこと、好きなの?」
『直也のせい』
「ははは、俺のせいかよ」
直也も遠慮が無くなったのか
あたしの服の下へと、手を滑らせた
くびれをなぞるように上ってくる指の動きに
あたしは顔を歪める
『…ヤッたことないのに、積極的なんだね…///』
「知識だけはあるから」
下着の上から、ゆっくりと胸を持ち上げられた
『んっ…///』
「あんた…歳いくつ?」
『クス、言わない///』
「何だよそれ…」
またゆっくり
背中を机についた
