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ねぇ…

第6章 命令

「うわぁ~翼と一緒で温か~い」


そう言うと将太が私の胸へと顔を埋めた


『ちょ……』


この子は……人の気も知らないで


「つ~ばぁ~さぁ~」


急に甘えだした将太…


『どうしたのよ…急にっ…』


執事がこんなに甘えて…


『あんた…さっきは、ちゃんと執事できてたじゃないっ』


そうよ…


なんでパパの前でしっかりできて


私の前では、こんななのよっ



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