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其処には無惨に残された大きく黒いビニール袋が散らばっていた。
数にすると1…2…3…4…と4つほど見られた。
そして、そのビニール袋の結び目から赤い…いや違う…紅くて黒い液体が勢い良く飛び散っていた。
だが、それだけではなかった。
周りを見渡すと、何時もは白い真新しい壁が
どす黒い紅で染まっていた。
たが、俺は見とれていた。
それが、芸術のように美しかったのだから………