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性教育学校

第38章 ずっと永遠に




「ホームルーム始めるぞー。
榎本は今すぐ校長室行けー」


「校長室!?」

「あぁ」


あ、あたし…
なんかし、したっけ…?



思い足取りで
校長室に向かった


あたし…
呼ばれること多いよなぁ…
成績ちょー悪そう…





コンコン

「榎本です…」

「どうぞ」


中から校長らしき声が

「失礼します…」

中にはいると
華原先生もいた


「ここに座りなさい」

「あ、はい…」


校長室初めて…
てか校長先生とも初絡みだし…
華原先生がいるってことは
講演会のことだよね



「君たちの講演会、
すごく良かった。という声が多くて
またやってほしいそうだ。
近々また行ってくれないか?」


「はい、ぜひ行きます」

素早く答えた先生
あたしはいきたく…ない。


「君はどうかね?」

「あ…えと…」

断ったら
だめっぽいよね…
でも行きたくないよー…



「榎本さんは
とても頑張ってくれました。
ですが、講演会は生徒に取って
授業でもあるので
他の生徒を連れていくってのは
どうでしょうか」


先生…ないす!


「そうか…。では優秀な生徒を
連れていくように。」

「はい。分かりました」

「では話しは終わりだ」


あたしと先生は
校長室を出た


「先生…ありがとうございました!
あたし本当は行きたくなくって…」

「ふふっ、そうだと思ったわ」

「本当に…助かりました」

「いいわよ、授業始まっちゃうわよ?」

「っあ、では!」


走って教室に向かった

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