無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

｢あたし…どれくらい寝てた？｣

｢んー…約1時間くらい｣

｢そんなに…っ｣


それくらい
渓人が激しかったってことだよね
全くー…
女子の体力を考えろーって

前講演会で先生言ってたなぁ…


｢みなみ…｣

｢ん？｣

｢好きだ｣



まっすぐ
思いを伝えてくれる渓人
こんなふいに言われるの
始めてだった



思わず
渓人の顔を見てしまう


渓人の耳…
赤くなかった
照れてないんだ

まっすぐに
素直になって
気持ち伝えてくれたんだって
思った



｢あたしはもーっと好き｣

言葉でなんか
現せられないほどに
渓人が好き


｢そーかもね｣

｢えー…
そこは言い合う所なのにぃ｣

｢なんだそれw｣



渓人と二人
幸せな時間を過ごすのは
きっとこれからも
変わらないだろう