テキストサイズ

性教育学校

第41章 それからの4人



なんだかんだで
午前中の授業は終わって
お昼休憩



みなみは
やーっと帰ってきた


「おかえり~」

「ただいまー……」

「説教どーだったぁ?♪」

「もー最悪だよぉ!
渓人のせいなのにー…」

「みなみって罰ばーっかり
受けてるよね~っ!」


あたしなんて
罰なんかほとんどない
真面目なんだなーあたし(笑)


「今回の罰なんだろ…
はぁーやだー」

「でも、渓人も一緒なんだし
一人よかましでしょ?」

「うーん…それはそうだけど…」


ふいに首をかしげた時に
キスマークが見えた

くっきりと
渓人のしるしが


「…いーなぁ」

思わず呟いちゃった

「え!?罰のどこがいいのー!?」

「あ、違う違う!
みなみの首だよー♪」


最初全然分かってなかったけど
後から顔が赤くなって
キスマークを隠した


みなみ…可愛いなぁ…


「らぶらぶ進行中だね~」

「ま、まぁね…//」


やっぱり
羨ましくてしょうがない
恋がしたい!って
思ってしまう



「莉乃は…恋しないの?」

みなみには
恋の相談なんて
恥ずかしくて出来ないよっ


「莉乃美人だし…
言い寄ってくる人だって
たくさんいるでしょ?」


どうしよ…
なんて返せば…っ


「あ、あたし
男に興味ないんだよね~!
友達が一番楽だし?
なんか、恋ってめんどくさいし!」


ちょっと嘘だけど
ちょっと本当だった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ