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性教育学校

第41章 それからの4人




コツっコツっ

自分の足音が響く

先が見えない道を
何も考えずにただ歩いた





「ここって…」

暗闇を抜けると
懐かしい風景があった



「ここで一人で迷ったんだっけ」


入学したばっかりで
この学校の敷地内を見ていた時
一人で迷った所だった



「裕希が…
見つけてくれたんだよね…」



その時ちょうど
裕希から電話きて
すぐに見つけてくれたんだよね


そのとき本当に
いい人だなーって思った






プルルルルル

静かな中
あたしの携帯が鳴った



「…裕希だ……」



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