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｢今から名前を呼ばれた者は
俺に着いてこい。｣


採点が終わったらしく
生徒は緊張感に道溢れていた



｢佐々木と飛田野の二人だ｣


(莉乃…………)


莉乃はしぶしぶ
先生の方へ行った



自分は呼ばれなかったけど
全く喜べなかった




｢莉乃ってそんな悪かったん？｣

心配した裕希くんが
あたしに聞きにきた


｢さっきの休憩中
莉乃の様子変だったしさ｣


｢うん…
テスト中寝ちゃったらしくて…｣


｢寝た!?…ばかだなーあいつ｣


納得したように
裕希くんは莉乃たちが出ていった
ドアをみていた