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性教育学校

第43章 夏休み





中庭に着くと
ベンチに座っている
みなみを見つけた


「なにしてんのー?」


声をかけても
みなみは反応しなかった

寝てるな。
すぐにそう思った



案の定
みなみは寝ていた


夏の朝でも
まだ少し肌寒かった
みなみに羽織っていたパーカーを
かけた



「ん~…」

「ん?」

「け…いと…」


一瞬起きたのかと思ったけど
ただの寝言だった


「…ばーか」

寝てるみなみのおでこに
優しくキスをした



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