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性教育学校

第44章 最終章





あたし達の中で
変わった事と言えば、

まずあたしたち3人とも
自分の将来を決めた事


莉乃は
今まで自分の辛い経験や
周りの人達の経験に関わってきた事で
少しでも人の役に立ちたいって言って
心理カウンセラーになる事を決めた



最初聞いたときは
おっちょこちょいな莉乃だから
心配もあったけど
馬鹿な面もあれば、
自分の病気の事にも向き合って
周りのとも考えてる莉乃だから

あたしは大丈夫だと思う




裕希は料理をしたいみたい
いつか自分の店をたてて
あたしたちにサービスしてくれるって
約束してくれた♪

裕希の料理は
もうほんっとに美味しいから
きっと有名になるんだろーなぁって
思うんだ



そしてあたしは
本格的にパティシエを目指してる

前までは
まだ曖昧な気持ちだったけど
パティシエのことを調べたりする内に
とても興味を持って
今ではちゃんとした夢になってる




あたしたちの学校は
ほとんどってほどの生徒が
性的な事で食べていく人が
多いって言われていた


でも、
あたしたちの世代では
ちゃんとした職を希望する人が
とても多くいたんだって



それを耳にして
あたしはすごく嬉しくなった





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