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一生癒えることがない…

のぶ。のサバイバル系ミニ小説2nd【第3話】


顔色が異常な親父の部下、その上何やら慌ただしい様子をしていた。

やっと少々落ち着き、話を始めた。

その内容は、オレの親父が殺られたという報告だった。

何っ、あのクソ親父が遂に死んだ!

オレは腹の底から、狂ったかのように大笑い。

それだけ、親父が憎かった。

しかし、そんな大笑いしてるオレに、部下からひっぱたかれた…


パシっ!


どうせ、このオレが親父からどれだけ苦しめられたかなんて、分かりやしない…

心に深い傷まで負っているけど、その傷は例え親父が死のうと何しようと、一生癒えることがない。


この野郎…と反撃しようとしたら、部下の顔色が更に悪化し、青ざめていた上に足元までもが震えていた。
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