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キャンプ場という地獄へ…

のぶ。のサバイバル系ミニ小説3rd【第13話】


オレは、事務所側からの協力を得て、1年半の稽古に入った。

厳しい稽古ではあったが、所長を始め事務所の関係者たちから、大いに受け入れられたので、そこからモチベーションが上がり、過酷でもありながらも、存分にたのしめた!


1年半の間に、先読みも身に付けた。
先読みは、特殊部隊隊長が得意とする技で、息子である彼がナイフで殺しかけたとき、この先読みで彼の動きを読み取り、素手でナイフを受け止めた。
そんな先読みであるが、彼も知らず知らずのうちに身に付けていた。

気を集中させながら、相手の動きを観察してくうちに、自然と先が見えてくるようになるけど、それを覚えるまでが大変で、幾度と外してその分だけ、頭叩かれた…

相手は、金属バットを構えながらだったので、それを外すと頭に直撃!
とはいえ、ヘルメット装着しながらだったので、衝撃は吸収できたけど、でも痛いことは痛かった…


こうして1年半の稽古を終えて、オレは再びキャンプ場という地獄へ戻るのであった。


地獄へ戻る前に、所長から渡された。

弾は一発しかないけど、兎に角その威力は大きい!
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