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間一髪…

のぶ。のサバイバル系ミニ小説3rd【第15話】


オレはキャンプ場付近で、彼からの的確なアドバイス(手帳から時々聞こえてくることがある、彼からの幻聴)を受けながら、化け物を探している。

気付かれないように、茂みに身を隠しながら探してるものの、一向に時間が過ぎ去るばかりで、なかなか見付からなかった…

気配すら感じられなかったので、立ち上がって茂みから身を出そうとしたそのときっ!


「立ち上がるな、身を隠せ!」

「ヤツはこの近くに…」

彼からの幻聴が、また聞こえた。

そうすると、そこには化け物の姿が!


幻聴が聞こえてなかったら、今頃は化け物に存在が気付かれてしまい、彼と同じ様に殺られいたところだった。

間一髪、助かった!

オレは、化け物から気付かれないようにその場から離れ、先回りをして周囲の物色を始めた。
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