NEW莉衣さんの作者ニュース

かなり

古い小説で88年に発行された挑戦:いつか友よ という北方謙三さんの本にハマってます。

ストーリーはハードボイルドもので主人公は日本人の20代後半のもとゲリラ、竜一という名前でカナダの山奥で熊や狼を狩猟してました。街暮らしよりインディオ達と村で過ごしてたほうが性にあってたそう。

そんな彼のもとにやってきたハンターをきっかけにトラブルに巻き込まれていく…。まあこんな感じです。それよかこの竜一、生きてればお腹すくんだけどもじゃがいもに鹿などの燻製肉にグースという葉のお茶か泉の水…じつにっシンプルな食生活。

もちろん街におりたらバーでビールなども飲むけど。わたしには衝撃的でした。だって日本だといろーんな料理やお菓子がごまんと食べれる、物欲のカタマリなヘタレには山小屋ではっきりいってマタギのように暮らせる人はあまりいないはず。

獲物を仕留めたらていねいに埋葬してあげる、革はなめし屋に持ち込むけどね。体や服が汚れたらどうしてたの?と思うでしょ。


泉の水でたぶんだけどマイナス約15度の冷たさで洗うとな…。さすがのわたくちも塩浴すませると不思議と体が温まるんですよ。そのあとなら水浴びできるけど。

あとは荷物がショルダーバッグ1つ、それすらも結局は捨ててしまう。のびた髪や爪はナイフで処理しちゃうしバッグや破れた服の繕い物もこなしちゃう、まあ手先が器用だからこなせるのでしょう。

わたしはわりとぶきっちょでたぶん竜一怒らせたらテグスで絞殺されるな(笑)

まあとにかくいろんな意味で死ぬまで捨てたくない1冊です。それでは読んでくれてどうもでした。



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