NEW莉衣さんの作者ニュース

ジョーの続き

ジョーのこたえははじめて葉子サマと出会った法廷にて。裁判中のジョーを見る葉子サマの目は愛に満ちた娘のものとは思えなかった、徹底してさげすんでたと言う。たかが10万円で裏切られたと怒るぐらいなら少年院を慰問して愛を説くなんておこがましいともジョーは言う。

葉子サマはそれに対して丹下さんや子ども達を院内に入れるようにや反省房から出してあげたとジョーに言う。
だけど優越感に満ちてる葉子サマはありがたがらないジョーにまた腹をたてるともジョーに言い負かされた。

2巻の92Pを読むとわたしの立場がないとまでおっしゃる葉子サマ。ジョーの暴言を気にしてないとは言うけどもならなぜアナタは力石をけしかけて彼の得意なボクシングでジョーを倒させようとなさるの(笑)

まー図星さされたからに決まってるけど。祖父の幹之介氏に頼んで院内に練習用と試合用のリングを設置しに来る葉子サマ。幹之介氏も見学にいらっしゃる。

力石にはサイズぴったりのコスチュームをあてがい、ジョーにはサイズの合わない物をあてがい笑う葉子サマの陰険さ(笑)もちろん短気なジョーはグラブやブーツを脱いで力石と葉子サマにぶつけた。

葉子サマの顔にジョーの脱いだパンツが当たりあれえ〜とあわて声をあげなさる。これってそういえば封建時代の頃の下働きの女性の悲鳴なのよね。当時はお上に逆らえないし。

その場ではムクれた葉子サマも反省したらしく慰問はやめたと院内の教官に伝える。
やがて力石をプロボクサーにするべく祖父の幹之介氏とともに白木ボクシングジムの運営に奮闘なさる葉子サマ。

終盤のほうでは好きだとジョーに告白するんだけどねえ…。彼女に好感を持ちがたいジョーは試合におもむく。
とりあえずはこんなあらすじ。まさか2回に分けて書くとは思わなかったわ(笑)
葉子サマはヒスの目だたない性格みたいで買い物するにも落ちついてるとかね。頭にきても地団駄をふんだりしない。たぶんそうふるまうようにしつけられてるからかもね。

学校でも優等生らしくハワイでジョーと丹下さんと移動中にも店員に通訳してる葉子サマ。

だからよけいにコンプレックスにつながるのかな。そんなふうに思えたの。巻末の解説もわたくちの知らない頃の情報とか載っててなかなかおもしろいし。

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