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雪の華~Memories~【彼氏いない歴31年の私】

第3章 LessonⅢ 悪意ある噂

 紘子は肩を大仰に竦め、天を仰いだ。
「あー。あなたって、本当にどうしようもないほどのお人好しよね。マ、私は輝のそういうところが好きなんだけどね。判った。あなた自身のことなんだし、それは私が口出しすべきことじゃないからね」

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