テキストサイズ

身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】

第16章 第四話 【永遠の少女】 愛しき者

「わ、私、自慢にもなりませんが、眼があまり見えないもので。最初は何か判らなかったのです。でも、よくよく見ると」
 ヒャンダンは真っ青で、今にも倒れそうだ。明姫は落ち着いた態度で敷き布団に転がっているそれをつまみ上げた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ