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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】

第5章 第一話【桜草】 別離という選択

「明姫の胸の蕾は美しいな。桜草の色と同じだ」
 ユンの悪戯は度を超してゆき、乳房の突起を捏ねたり揉んだりする。
「殿下、話ができなくなります。今はお止めください」
 乳房から感じる快感に思わず声を洩らしそうになり、明姫はユンの手をそっと押しやった。
 大切な話の途中で、身体を弄られたら、頭がうまく考えを纏めれられなくなってしまう。
「いつからご存じだったのですか?」
 ユンがつまらなそうな顔で溜息をついた。

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