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エンドレス

第38章 解禁前夜の直哉の告白

なんて言い出せば良いのか、リビングに沈黙が続いた。

直哉が口を開いた。

「昔からさ・・すごく興味があるっていうか、AVとか見ても一番興奮するのはレズ物だったし・・久美が女の人に乱されていく姿が見れたら一体どんなに興奮しちゃうんだろうって・・考えただけで勃っちゃうよ・・」

「・・・」

言葉が出なかった。

望みを叶えてあげるのは簡単だ…私ほんとはレズよと告白すればいいのだから…

「そうなんだ・・・」

「・・怒らないの?」

「怒らないわよ・・頑張って告白してくれたんだもの・・」

「でも無理でしょ?・・レズなんて・・」

いいえ…無理じゃないわよ?
なんて言えない……
けど、これって……ふと思った…

「ねぇ・・ひとつ聞いていい?・・」

「なに?・・」

「・・見るだけでいいの?・・」

「えっ?・・・」

「えっと・・もしもよ?・・もしも私が女の人としたとして、それを見るだけでいいの?・・一緒にしたくなっちゃうんじゃない?」

「俺も乱入して、3Pになっちゃうんじゃないかって事?・・いやあ・・縛りつけられて動けない状態でもいいよ・・久美がどんな顔で乱れていくのか見れるだけで満足だよ・・」

「・・ふぅん・・そうなんだ・・いつかその願望が叶うといいね・・」

「ハハ・・ごめん・・あくまでも願望だから・・無理なのは判っているし・・ほんとごめん!忘れて?ね?」

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