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エンドレス

第41章 見られながらのセックス

「久美?・・なんだよこれ・・」

直哉が混乱して久美に尋ねる。

「大丈夫だから落ち着いて・・」

久美がベッドに腰を降ろして静かに語りかけた。

「・・ゆうべの話の続きしてもいい?」

「ゆうべの?・・」

「そう・・私を女性に抱かせたい願望の話・・」

「それと手錠と関係あるの?外してよ・・」

自力では外せない事を理解して、久美の方を向いて直哉もその場にしゃがみこんだ。

「私が女性に抱かれるところが見たいって言ってたけど、本当に見たい?」

「・・・」

無言の直哉に話を続ける。

「友達に話してみたの・・」

「・・・えっ?」

「そのままそこでおとなしく見ているだけなら見せてあげてもいいって・・」

「・・久美?・・どういう事?」

直哉はさらに混乱しているようだ。

「もう一度訊くわよ?・・私が女性に抱かれるところ見てみたい?」

久美の問いかけに、直哉がゴクリと生唾を飲み込んで、ゆっくりと答えた。

「・・見たい・・」

「本当に?」

「ああ・・見てみたいよ・・」

直哉の気持ちを確かめると、久美がゆっくりとベッドの脇に立ち上がった。

久美がひと呼吸間をおくと、直哉が想像もしていなかった言葉を告げた。

「じゃあ今から見せてあげる・・」

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