
幻想世界☆
第9章 寄り添う心①
・北山side
染める…とかなんとか言ってたよな?
誰の髪を?
藤「さーてと北山、始めるとするか」
北「へっ?」
藤「真っ赤にするわけにもいかないから、やっぱり」
北「ギクッ」
まっ、まさか!
藤「淡いピンク色に、赤のメッシュなんてのはどう」
北「はあっ?」
じょ、冗談じゃね。
どうとか聞く前に嫌に決まってるじゃん、んなの。
ダダダッ!
藤「あっ、逃げた」
逃げるが勝ちってか今日は俺、逃げてばっかだな。
藤「待て北山、言うことを聞かないと」
なんだって言うんだわ?
藤「屋良さんに連絡し連れて帰って貰うぞ」
ピタッと、足が止まった。
藤「ふっ、いい子じゃん」
北「ズルいや、チッ」
藤「好きに言ってろ」
この世界は意味不明な事が多すぎる。
北「うっわー耳、もぞい」
藤「ジッとしていな、じゃないと他の部分も染まってしまう」
北「あははは、ガハハッ」
藤「北山!」
ジタバタジタバタ、暴れるたびに藤ヶ谷に怒られる俺
そして、数分後。
ふーん、悪くはないんじゃね。
ピンク色に染められた尻尾と耳、所々に赤のメッシュが入っている。
藤「よし、いいか?黙って勝手にこの部屋から出るんじゃないよ」
北「なんで?」
藤「北山は、俺のペットになったんだから飼い主には絶対に服従」
北「はっ?冗談じゃ」
藤「逃げたり、言いつけを守らなかったりしたら幻想館へ強制連行わかった?」
北「げっ、鬼」
藤「なんとでも言え」
こうして藤ヶ谷と俺の不思議な共同生活が始まったんだ。
夢という世界の中で―
染める…とかなんとか言ってたよな?
誰の髪を?
藤「さーてと北山、始めるとするか」
北「へっ?」
藤「真っ赤にするわけにもいかないから、やっぱり」
北「ギクッ」
まっ、まさか!
藤「淡いピンク色に、赤のメッシュなんてのはどう」
北「はあっ?」
じょ、冗談じゃね。
どうとか聞く前に嫌に決まってるじゃん、んなの。
ダダダッ!
藤「あっ、逃げた」
逃げるが勝ちってか今日は俺、逃げてばっかだな。
藤「待て北山、言うことを聞かないと」
なんだって言うんだわ?
藤「屋良さんに連絡し連れて帰って貰うぞ」
ピタッと、足が止まった。
藤「ふっ、いい子じゃん」
北「ズルいや、チッ」
藤「好きに言ってろ」
この世界は意味不明な事が多すぎる。
北「うっわー耳、もぞい」
藤「ジッとしていな、じゃないと他の部分も染まってしまう」
北「あははは、ガハハッ」
藤「北山!」
ジタバタジタバタ、暴れるたびに藤ヶ谷に怒られる俺
そして、数分後。
ふーん、悪くはないんじゃね。
ピンク色に染められた尻尾と耳、所々に赤のメッシュが入っている。
藤「よし、いいか?黙って勝手にこの部屋から出るんじゃないよ」
北「なんで?」
藤「北山は、俺のペットになったんだから飼い主には絶対に服従」
北「はっ?冗談じゃ」
藤「逃げたり、言いつけを守らなかったりしたら幻想館へ強制連行わかった?」
北「げっ、鬼」
藤「なんとでも言え」
こうして藤ヶ谷と俺の不思議な共同生活が始まったんだ。
夢という世界の中で―
