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幻想世界☆

第10章 迫り来る闇①

藤「北山、帰るぞ」



振り返った、そのとき。



藤「いない、おいニカあいつ何処へ行った」

ニ「えっ、なぁーにガヤ」

千「きゃははは、ニカくすぐったい」

宮「もーう、千ちゃんってばぁ」

千「ぎゃははは」



やられちまった…



北「しっかし、マジで広い屋敷だなぁ」



まさか、もう逃げ出さないと思っていたから油断してしまい。



北「うおっ、なんだこりゃ盆栽?誰の趣味だよ、ガハハッ」



考えが甘かったよ、ハァ



北「ターマちゃんの部屋はどこかなぁ」



早く探し出さないと。



北「わっ、俺の顔だわビックラこけた」



が、そうこうするうち夜が明けてしまったのか夢から覚めてしまって。

やっべ朝じゃん…

うっわぁー最悪な目覚め、どうしよ。

次に眠ったとき、どうなっているのか?

想像するだけでも恐かった

北山、あれほど言ったのに見つけたらただじゃ済まさないからな。

可愛くて、本当は愛しくて

まるで、リスのようなホッペタに何度ふれたいと思った事だろう。

俺はそれほどまでにお前のことが好きなんだ。

全てをモノにしたいと強く欲するほど。

そんな想いを見上げた月に心の中で呟いたときがあったっけ。

いつだったか…




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