テキストサイズ

幻想世界☆

第15章 惑わされて

塚「どんなに抵抗したって足掻き我慢しようとしても無駄」



ガヤはミツを、そう言いたいんだ。



塚「でもね、人には心ってものがあるでしょ」

ニ「うんまぁ」

塚「戦うすべは必ずある、俺達はそう信じているんだ」



塚ちゃんはどうして?



ニ「この間ガヤに言われたこの夢を見ないで済む方法を探せって」

塚「なんだ分かってるじゃん」



えっ?



塚「なら安心っと俺、出かけて来るね」

ニ「どこへ」

塚「幻想館、あまり放っておくと河合が拗ねちゃうからさ」



そう言うと。



塚「またね二階堂、あとは宜しく」

二「ちょ塚ちゃん!」



バタン、何が?



ニ「はっ?行っちゃったよ一体なんのこと」



意味不明なんだけど。

けれど、塚ちゃんは戻って来なくて。

中途半端に話しを聞き疑問を残したまま俺は。

幻想館に行けば何か分かるのかな?

が、独りで抜け出す勇気もなく時間だけが過ぎて行く

しかし塚ちゃんが言った事とガヤから言われたことは

意図が少し違っていたんだ

ガヤは、夢を見なくて済む方法を探せと言ったけれど塚ちゃんは。

後日、あらめてそれを知り俺はどうして自分がここへ呼ばれたのか。

その意味を知らされる事となる。

あの7人の口から―




ストーリーメニュー

TOPTOPへ