幻想世界☆
第15章 惑わされて
・藤ヶ谷side
もの言いたげに、俺の顔を見つめている北山の瞳。
ヤバい、キスしたくなってしまう。
藤「そっ、そうだ!わたがさパーティー」
北「マジでする気なんだ」
藤「あ、あぁ」
ホッ、良かったこれでなんとか回避できた。
藤「そろそろ頼んでいた服が届くはずなんだけど」
北「あの執事、よくOKしたな」
藤「いや逆に大賛成だとか言ってた」
北「どうして?」
藤「“宣伝になるから”ってさ」
北「なんの?」
見る者がいなければ、夢は成り立たない。
執事「魅力的な夢の世界を作り人の心を引き寄せる事も時には必要なのです」
もっともらしいことを言いやがって、フッ
北「つまり、また俺達みたいな連中が」
藤「いやそれはないって」
北「なんで?」
藤「あいつが言うには」
“あなた方は選ばれた人達なのです他の人々はただ、夢として見ているに過ぎません”
北「えっ?つうことは」
ここで出逢った連中がみな目が覚めたとき記憶があるとは限らないってわけ。
北「それで納得したわ」
藤「なにが?」
北「前に郁人から、この夢の話を聞いたことがあるんだけど」
藤「あいつから」
北「んでもそれ以降は見たか見ていないかすら記憶にないっぽかったから」
藤「ふーん、じゃあいつらは」
俺達とは違う…
と、そのときガチャっと扉が開き。
橋「ちーす仕立屋でーす」
渡「毎度、お引き立て有り難うございます頼まれていた服が仕上がりましたのでお持ちしました」
おっ、噂をすれば。
渡「さっそくですけど試着してみて下さい」
とたん北山の表情が曇り。
北「これ本当に着るの?」
藤「当然だろ、ニヤッ」
ダッ!
藤「こら今さら逃げてどうする」
ダダッ!
北「やっぱ着ねぇ、こんなのハズいもんよ」
藤「北山!」
北「やだったら絶対にや」
ダダダッ!
ちっ、また追い掛けっこかよ。
もの言いたげに、俺の顔を見つめている北山の瞳。
ヤバい、キスしたくなってしまう。
藤「そっ、そうだ!わたがさパーティー」
北「マジでする気なんだ」
藤「あ、あぁ」
ホッ、良かったこれでなんとか回避できた。
藤「そろそろ頼んでいた服が届くはずなんだけど」
北「あの執事、よくOKしたな」
藤「いや逆に大賛成だとか言ってた」
北「どうして?」
藤「“宣伝になるから”ってさ」
北「なんの?」
見る者がいなければ、夢は成り立たない。
執事「魅力的な夢の世界を作り人の心を引き寄せる事も時には必要なのです」
もっともらしいことを言いやがって、フッ
北「つまり、また俺達みたいな連中が」
藤「いやそれはないって」
北「なんで?」
藤「あいつが言うには」
“あなた方は選ばれた人達なのです他の人々はただ、夢として見ているに過ぎません”
北「えっ?つうことは」
ここで出逢った連中がみな目が覚めたとき記憶があるとは限らないってわけ。
北「それで納得したわ」
藤「なにが?」
北「前に郁人から、この夢の話を聞いたことがあるんだけど」
藤「あいつから」
北「んでもそれ以降は見たか見ていないかすら記憶にないっぽかったから」
藤「ふーん、じゃあいつらは」
俺達とは違う…
と、そのときガチャっと扉が開き。
橋「ちーす仕立屋でーす」
渡「毎度、お引き立て有り難うございます頼まれていた服が仕上がりましたのでお持ちしました」
おっ、噂をすれば。
渡「さっそくですけど試着してみて下さい」
とたん北山の表情が曇り。
北「これ本当に着るの?」
藤「当然だろ、ニヤッ」
ダッ!
藤「こら今さら逃げてどうする」
ダダッ!
北「やっぱ着ねぇ、こんなのハズいもんよ」
藤「北山!」
北「やだったら絶対にや」
ダダダッ!
ちっ、また追い掛けっこかよ。