
幻想世界☆
第15章 惑わされて
廊下のずーっと先そのまた奥の奥、そこに。
北「げげっ、なんじゃここは?どうして家の中に林みたいな所があるんだよ」
執事「クスッ、驚きましたか」
いったい、どうなっているんで?
執事「ここは私達にとって大切な場所」
私たち?
執事「わたくしは、ある方にお仕えしている身なのです」
北「ふーん、で?」
執事「その方、ゼロム様は偉大な魔力の持ち主で」
北「誰で?そいつ」
執事「そいつではありません、ゼロム様です!」
あっそ―
執事「この世界もそのゼロム様が作られたものなのですよ」
北「だから?」
執事「素晴らしいでしょ、お会いしたいとは思いませんか?ニコッ」
北「別に」
執事「‥‥‥」
北「もういいか戻っても」
執事「どうぞ、ご自由に」
あれ?どっちへ行けばいいんだっけ。
執事「辿り着けるのであればね、ニヤリ」
また、迷子になっちまったのかな。
気がつけば執事の姿はなく
うっおーやっべ林のド真ん中じゃん。
まるで、ヘンゼルとグレーテルになった気分だわ。
それから暫く行くと。
ピヨピヨピヨ―
ここは自分の部屋?つう事は、ハァ
やってもうた…
あぁー藤ヶ谷に、怒られてしまう。
いんや、あいつが悪いんだ俺を独りにするから。
キュンと切なく心が震えた
俺のことが好きなら、好きならばさ。
惚れているから、ペットにしたのか?それとも…
確めたい、あいつの気持ち
執事「なら思いきって飛び込んで行きなさい」
どこかで誰かがそんな自分を見ているような気がした
暗闇の中で―
北「げげっ、なんじゃここは?どうして家の中に林みたいな所があるんだよ」
執事「クスッ、驚きましたか」
いったい、どうなっているんで?
執事「ここは私達にとって大切な場所」
私たち?
執事「わたくしは、ある方にお仕えしている身なのです」
北「ふーん、で?」
執事「その方、ゼロム様は偉大な魔力の持ち主で」
北「誰で?そいつ」
執事「そいつではありません、ゼロム様です!」
あっそ―
執事「この世界もそのゼロム様が作られたものなのですよ」
北「だから?」
執事「素晴らしいでしょ、お会いしたいとは思いませんか?ニコッ」
北「別に」
執事「‥‥‥」
北「もういいか戻っても」
執事「どうぞ、ご自由に」
あれ?どっちへ行けばいいんだっけ。
執事「辿り着けるのであればね、ニヤリ」
また、迷子になっちまったのかな。
気がつけば執事の姿はなく
うっおーやっべ林のド真ん中じゃん。
まるで、ヘンゼルとグレーテルになった気分だわ。
それから暫く行くと。
ピヨピヨピヨ―
ここは自分の部屋?つう事は、ハァ
やってもうた…
あぁー藤ヶ谷に、怒られてしまう。
いんや、あいつが悪いんだ俺を独りにするから。
キュンと切なく心が震えた
俺のことが好きなら、好きならばさ。
惚れているから、ペットにしたのか?それとも…
確めたい、あいつの気持ち
執事「なら思いきって飛び込んで行きなさい」
どこかで誰かがそんな自分を見ているような気がした
暗闇の中で―
