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幻想世界☆

第17章 慟哭と苦悩①

・北山side

朝、目を覚ましたら全身が痛み。

なんで?どうして。



北「仕事に…行かなくっ‥ちゃ…クッ」



迎えの車に乗りこみテレビ局へと向かう。

とにかく何事もなかったかのように振る舞わないと。

話しは、それから。



ニ「ミツおはよ」

北「あ、うん」

ニ「んっ?」



特にニカには心配を掛けたくないし。



ニ「具合でも悪い」

北「んな事はねぇよ」

ニ「ほんと」

北「嘘じゃねって」

ニ「ジィーッ」



やばっ、疑ってやがる。



宮「キタミツおはよ」

玉「よっ」

ニ「宮田!」

宮「ギクッ、なっ、何だよ」

ニ「千賀はどうした」

宮「えっ」

ニ「千賀だよ千賀、おまえまた キッ」

宮「千ちゃんは」



ツンツンツン、タマが俺を呼ぶ。



玉「行こう先に」

北「何かあった?」

玉「向こうで話す」



千賀と宮田がデキている事を知ってしまったニカは。

昨日、ラジオの収録のとき



北「マジで殴っちまったのか!?」

玉「傷をつけない程度に」

北「タマ」

玉「あいつだって分かっている、ただ」



宮田に言いたかったんだ、泣かせたら承知しないと。




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