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・千賀side

その日の夜。



千「何を考えているんだ」

宮「んっ？あぁ」



なんだか宮田の様子が変で



千「なんか気になることでもある？」

宮「ガヤさん今日も」



誰も、あの部屋の近くには行かない。

ギシッ、ギシッ！



藤「ほら、ほらほらほら」

北「あっ、ああ、あっ」

藤「腰振ってるぜ、気持ちいいんだろ」



ガヤさんに攻められ耐えている宏光の声なんて聞きたくないから。



宮「千ちゃん」

千「んっ？」

宮「生け贄って、１人じゃダメなのかな」

千「なっ、何を言っているんだよ!?」

宮「冗談だって､ﾊﾊｯ」

千「許さない！」

宮「えっ」

千「１人で背負い込んだりしたら絶対、ｷｯ」

宮「うわっ、そんな恐い顔をしないで」



宮田のバカ、くっ



千「自分のせいだって思っているだろ？」

宮「まっ､まさかぁ…ﾊﾊｯ」

千「誤魔化したってダメだからな」

宮「ｱﾊｯ」

千「お前が何を考えているかなんて俺にはちゃーんと分かっているんだ」

宮「千ちゃん」

千「一緒さ ﾆｺｯ」

宮「えっ」

千「どんな時でも何があっても俺は、ぜったい宮田から離れたりはしない」

宮「死ぬかもしれないって分かっていても？」

千「うん愛しているもん」

宮「なっ!?」

千「ﾆｺｯ」



そう言うと、顔を真っ赤にし嬉しそうに俺を抱きしめ