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幻想世界☆

第18章 慟哭と苦悩②

宮「ありがと千ちゃん」

千「だから宮田も俺を離さないでくれよな」

宮「当たり前だろ」

千「約束だからね」

宮「うん、ニコッ」



俺達はずっと一緒だ、相手の命が消えるときは自分も



千「ふっ、んっ、あっ」

宮「千ちゃん、千ちゃん」



ギシッ、ギシッ!

そんな想いが、2人を包み込み。



千「はっあっ、もっ、もっと、あっ、宮田あぁーっ」



このとき、俺と宮田は誓い合った。



千「あっあっあぁーいっ、イクっ、あっ、いぃーっ」



だけど…

あいつは独りで行ってしまったんだ。

大好きな、その笑顔だけを俺の脳裏に焼きつけ。

バカやろう!そんなこと、許さないって言ったじゃん



北「千賀ニカ、タマ行くぞあいつらを助けに」

玉「ミツ!」

ニ千「おう」

北「俺達は7人揃ってこそだ!」

千「あったり前よ」



そして―

最後の戦いを前にし、絆を確かめ合った俺らが。

必死の覚悟でそこへ向かう事になるのはもう少し先の話し。

そうなるまでには、まだ…

数々の苦難が、待ち受けていたんだ。

まるで、俺達の絆を試すかのように。




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