
幻想世界☆
第19章 寄り添う心③
・藤ヶ谷side
何故?どうして追い掛けて来るんだよ。
藤「今の俺には近づかない方がいい帰れ」
背を向けたままそう言うと
北「そんな寂しいこと言わないでくれ藤ヶ谷」
藤「毎晩、俺がお前に何しているか。なのにどうしてついて来る北山」
北「俺は」
藤「放っといてくれ、頼むから」
あんな酷いことをしたんだ嫌われて当然なのに。
北「待って、待っ、藤…ヶ谷‥ドタッ」
はっ、ダダダ、慌てて駆け寄り抱き起こすとこいつは
北「ふっ、やっと止まったわ」
藤「おまっ」
わざと転んたな。
藤「いい加減にしろ」
北「怒った?」
藤「当たり前だ弱っている身体でったく無茶しやがってよ」
北「だったら連れて行ってくれ」
藤「どこへ」
北「俺んち」
藤「えっ」
北「俺を弱らせたのはお前じゃん責任取ってくれよ」
藤「なっ!?」
お前って奴は―
藤「ふっ、負けたわ」
北「話がしたいんだ」
藤「俺と?」
北「ちゃんと向き合って、だから」
藤「分かった、フッ」
北「ありがと藤ヶ谷」
礼を言うのはこっちの方さ
何故?どうして追い掛けて来るんだよ。
藤「今の俺には近づかない方がいい帰れ」
背を向けたままそう言うと
北「そんな寂しいこと言わないでくれ藤ヶ谷」
藤「毎晩、俺がお前に何しているか。なのにどうしてついて来る北山」
北「俺は」
藤「放っといてくれ、頼むから」
あんな酷いことをしたんだ嫌われて当然なのに。
北「待って、待っ、藤…ヶ谷‥ドタッ」
はっ、ダダダ、慌てて駆け寄り抱き起こすとこいつは
北「ふっ、やっと止まったわ」
藤「おまっ」
わざと転んたな。
藤「いい加減にしろ」
北「怒った?」
藤「当たり前だ弱っている身体でったく無茶しやがってよ」
北「だったら連れて行ってくれ」
藤「どこへ」
北「俺んち」
藤「えっ」
北「俺を弱らせたのはお前じゃん責任取ってくれよ」
藤「なっ!?」
お前って奴は―
藤「ふっ、負けたわ」
北「話がしたいんだ」
藤「俺と?」
北「ちゃんと向き合って、だから」
藤「分かった、フッ」
北「ありがと藤ヶ谷」
礼を言うのはこっちの方さ
