幻想世界☆
第20章 束の間の休息
・藤ヶ谷side
翌朝、目を覚ますと腕の中には北山がいて。
その頬に優しくキスを落としたら。
北「パチッ」
藤「起きた」
北「藤…ヶ谷‥」
藤「おはよ、ニコッ」
北「お…は‥よ」
カァーッと顔を赤らめ胸の中へ顔を埋める。
藤「ふっ、何を今さら恥ずかしがっているんだよ」
北「はっ、はずいもんは、はずいんだから、しょうがないじゃん」
藤「はあっ?クククッ」
だが、暫くすると。
北「あの…さ」
藤「なに?」
そぉーっと顔を見上げ。
北「やっぱこっちでも毎日するのか?」
藤「嫌なら、よっ」
北「そんなことはね」
北山―
北「昨日も言ったけど藤ヶ谷がいつものお前でいられるのなら俺は」
藤「ありがと、チュッ」
思わず、その唇へキスすると。
北「…あっ、カァーッ」
藤「わっ、悪いつい」
北「なんで謝る?」
藤「いや、その」
北「やりずらいから、いちいち言わなくてもいいわ」
プイッと横を向き。
その頬は、薄っすらと赤くなっていて。
ちょっとだけ…
北「それより腹減った」
藤「なんか作る?」
北「うん、ニコッ」
藤「ふっ」
いや期待はしないに越したことはない。
北山は俺を狂わせない為に受け入れてくれたんだ。
あの夢を見なくなれば関係は元に戻るさ。
いや戻さなければならないんだと。
この時は、そう思っていた
あいつが顔を赤くした本当の理由を知らないまま。
藤「今日の夜?」
玉「そう」
横「屋良さんに執事の正体が俺らと同じ人間である事をニカが伝えたところ」
ニ「たぶん執事自身が楽しみたくて、催促しているんじゃないかと」
藤「はっ?」
北「どういう意味で?」
現世でろくな人生を歩んで来なかったんだろう執事は
人を操り弄ぶことで、うさを晴らしている。
横「つまりは」
ニ「パーティなんて名ばかりで淫乱な性の宴さ」
千「ニカ」
ニ「だけど俺はそれを利用する」
宮「二階堂」
ニ「今度こそ、手掛かりを見つけてみせるからガヤ」
その夜、俺達は。
藤「北山、お風呂が出来たけど一緒に入る?」
北「あっ、それって」
藤「嫌なら別々でも」
北「身体は自分で洗う」
藤「はっ?」
翌朝、目を覚ますと腕の中には北山がいて。
その頬に優しくキスを落としたら。
北「パチッ」
藤「起きた」
北「藤…ヶ谷‥」
藤「おはよ、ニコッ」
北「お…は‥よ」
カァーッと顔を赤らめ胸の中へ顔を埋める。
藤「ふっ、何を今さら恥ずかしがっているんだよ」
北「はっ、はずいもんは、はずいんだから、しょうがないじゃん」
藤「はあっ?クククッ」
だが、暫くすると。
北「あの…さ」
藤「なに?」
そぉーっと顔を見上げ。
北「やっぱこっちでも毎日するのか?」
藤「嫌なら、よっ」
北「そんなことはね」
北山―
北「昨日も言ったけど藤ヶ谷がいつものお前でいられるのなら俺は」
藤「ありがと、チュッ」
思わず、その唇へキスすると。
北「…あっ、カァーッ」
藤「わっ、悪いつい」
北「なんで謝る?」
藤「いや、その」
北「やりずらいから、いちいち言わなくてもいいわ」
プイッと横を向き。
その頬は、薄っすらと赤くなっていて。
ちょっとだけ…
北「それより腹減った」
藤「なんか作る?」
北「うん、ニコッ」
藤「ふっ」
いや期待はしないに越したことはない。
北山は俺を狂わせない為に受け入れてくれたんだ。
あの夢を見なくなれば関係は元に戻るさ。
いや戻さなければならないんだと。
この時は、そう思っていた
あいつが顔を赤くした本当の理由を知らないまま。
藤「今日の夜?」
玉「そう」
横「屋良さんに執事の正体が俺らと同じ人間である事をニカが伝えたところ」
ニ「たぶん執事自身が楽しみたくて、催促しているんじゃないかと」
藤「はっ?」
北「どういう意味で?」
現世でろくな人生を歩んで来なかったんだろう執事は
人を操り弄ぶことで、うさを晴らしている。
横「つまりは」
ニ「パーティなんて名ばかりで淫乱な性の宴さ」
千「ニカ」
ニ「だけど俺はそれを利用する」
宮「二階堂」
ニ「今度こそ、手掛かりを見つけてみせるからガヤ」
その夜、俺達は。
藤「北山、お風呂が出来たけど一緒に入る?」
北「あっ、それって」
藤「嫌なら別々でも」
北「身体は自分で洗う」
藤「はっ?」