幻想世界☆
第23章 闇からの誘惑
・北山side
明けて翌日―
俺はニカに呼ばれある病院へと来ていた。
北「こいつが執事?」
二「そう」
山上浩介、あの小説の作者か。
二「ガヤに言われ読んではみたんだけど」
肝心なところで執筆が止まっている。
北「なるほど、それでまた来てみたってわけか」
二「なにか他に手掛かりはないかと思ってさ」
北「ニカ、小説って下書きかなんかする?」
二「んーどうだろう」
北「だってさ、執事が書面に書いたのを施設の人だかボランティアかなんかが、ネットに載せたんだろ?」
二「まぁ…ね」
北「だったら」
二「そっか、それがここにあれば」
北「探してみようぜ」
ベットの下・床頭台、引き出しの中・クローゼット。
ありとあらゆる所を2人して探ってみる。
すると―
北「あっ」
二「何か見つかったミツ、スケッチブック?」
北「確か、絵も書いてたんじゃなかったっけか」
二「うん」
北「見てみんべ」
ペラッとめくった次の瞬間
二「これ!?」
北「銀色の狼だ」
描かれていたのは白い月の使者、つまり俺。
まっ、書かれている絵自体は完ぺき狼なんだけど。
その瞳が見つめる先に…
二「ここって住処だよな?狼たちの」
北「知っているの?」
二「前に、塚ちゃんや屋良さん達に連れてかれたことがある」
北「えっ、なんでだわ?」
二「また来ることになるだろうからってさ」
ふーん…
二「ミツもいたんでしょ、ここに?」
北「俺は」
前にも言ったけど、上から見ていただけさ。
そして、あの事件が起き。
明けて翌日―
俺はニカに呼ばれある病院へと来ていた。
北「こいつが執事?」
二「そう」
山上浩介、あの小説の作者か。
二「ガヤに言われ読んではみたんだけど」
肝心なところで執筆が止まっている。
北「なるほど、それでまた来てみたってわけか」
二「なにか他に手掛かりはないかと思ってさ」
北「ニカ、小説って下書きかなんかする?」
二「んーどうだろう」
北「だってさ、執事が書面に書いたのを施設の人だかボランティアかなんかが、ネットに載せたんだろ?」
二「まぁ…ね」
北「だったら」
二「そっか、それがここにあれば」
北「探してみようぜ」
ベットの下・床頭台、引き出しの中・クローゼット。
ありとあらゆる所を2人して探ってみる。
すると―
北「あっ」
二「何か見つかったミツ、スケッチブック?」
北「確か、絵も書いてたんじゃなかったっけか」
二「うん」
北「見てみんべ」
ペラッとめくった次の瞬間
二「これ!?」
北「銀色の狼だ」
描かれていたのは白い月の使者、つまり俺。
まっ、書かれている絵自体は完ぺき狼なんだけど。
その瞳が見つめる先に…
二「ここって住処だよな?狼たちの」
北「知っているの?」
二「前に、塚ちゃんや屋良さん達に連れてかれたことがある」
北「えっ、なんでだわ?」
二「また来ることになるだろうからってさ」
ふーん…
二「ミツもいたんでしょ、ここに?」
北「俺は」
前にも言ったけど、上から見ていただけさ。
そして、あの事件が起き。