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幻想世界☆

第24章 突然の異変

・玉森side

俺はいつものように仕事をこなし、わたのマンションへ向かっていた。

なんか嫌な感じの空だなぁ

それは、予兆だったのかもしれない。



玉「わたぁー」

横「裕太お疲れ、ニコッ」



ミツとニカが、執事の所へ行っていただなんて知らず

ガヤのことも。



玉「美味い、最高だね」

横「おかわりする?」

玉「もちろん、んふふっ」



意外と俺達は、のほほんと時を過ごしていたんだ。

けれど―



玉「わた覚えてるよね」

横「んっ?」

玉「約束」



ジーッと顔を見つめれば、視線を逸らさず向けられた笑顔。



横「分かっているって」



ギュッと抱きつくと腕の中へ優しく包み込んでくれる

頭に手を置きポンポンポンとリズムカルに叩きながら俺に微笑みかけ。



横「幸せだ者だな俺はこんなにも裕太に愛されて」

玉「まだまだ、もっといっぱい」

横「どんなふうに?」

玉「誕生日やクリスマスを一緒に過ごしたり、ベタだけど」

横「んふっ」



この日めずらしく俺はよく喋った。



玉「ありきたりだなんて、笑わないでよ」

横「あぁ、ニコッ」

玉「デートもしたい、あっもちろんガヤ抜きでね」

横「あははっ」

玉「それからそれからさ」



なんでだろう?不安だったのかもしれない。

ミツが見た未来は、確実に近づいている。

理屈ぬきでそれを肌で感じていたから。

ギシッ、ギシッ、ギシッ!



玉「あっ、んっ、ああっ、わた」



どんなに激しく抱かれても拭えない気持ち。



玉「もっと、もっとぉー 」



その熱くて硬い塊が、俺の身体を突き上げ全身に快感が広がり。



玉「はあっ、いっ」



それでも、まだ渉を欲し。




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