
幻想世界☆
第24章 突然の異変
横「裕太、クッ」
玉「まだ、まだだよ」
分かっている、そうやって溺れれば溺れるほど。
玉「あぁーんんっ」
その日が近づいて来ていることを。
だけど わた なら俺はどうしたらいいわけ。
失いたくないんだ、絶体に
横「裕太、泣いているの」
玉「えっ」
気がつけば俺は眼にいっぱい涙を溜めていて。
横「だいじょうぶ俺は信じているから」
玉「わた」
横「ニカやミツ、健永そして裕太お前を ニコッ」
だけど、だけどだけど。
まだ見つかってないんだ、助け出す方法が。
間に合わなかったら、どうするんだよ。
横「信じている、フッ」
玉「わた、ヒクッ」
ギュッと再びその腕の中へ抱きしめられ。
そのまま、ふたり夢の中へ
そう、いつもの通りにってあれ?
チッチッチッチ、聞こえてきたのは秒針の音。
眼を開けたなら、まだ夜で隣ではわたが眠っていて。
えっ、いない!?どうして?
玉「わた?わたあぁーっ」
嘘だろ、黙って消えないって約束したじゃん。
時計の針は、深夜の2時を差している。
そんなバカな!?だって俺達はさっき眠ったばかりだし
確か時間は…
ベットから抜け出し、窓を開け外を見た。
玉「嘘!?街の灯りが、ぜんぶ消えている ハッ」
と、そのとき。
横「裕太?」
玉「わた」
部屋に入って来た渉を見て思わず、その腕の中へ抱きつく。
玉「バカ、ばかバカ!心配したじゃんもう」
横「ごめんトイレへ行ってたんだ、それより」
玉「外だね」
横「ニカから携帯に連絡があった」
俺達の世界と、あの世界が
横「準備をして、出掛けるよ」
玉「どこへ?」
横「幻想館」
玉「わた、俺から離れないでね」
横「ふっ、裕太」
その笑顔を俺は忘れない、何か意を含んだような。
けれど、既に宮田が千賀に別れを告げ運命の扉を開けていたことを。
俺は知らないでいたんだ、渉は。
もう覚悟を決めていたんだね、こうなる前に。
ずるいよ俺をこんな気持ちにさせてさ。
絶対に絶対、許さないんだから。
決心も新たに前へと進む。
夢魔、ゼロムの野望を阻止するために。
玉「まだ、まだだよ」
分かっている、そうやって溺れれば溺れるほど。
玉「あぁーんんっ」
その日が近づいて来ていることを。
だけど わた なら俺はどうしたらいいわけ。
失いたくないんだ、絶体に
横「裕太、泣いているの」
玉「えっ」
気がつけば俺は眼にいっぱい涙を溜めていて。
横「だいじょうぶ俺は信じているから」
玉「わた」
横「ニカやミツ、健永そして裕太お前を ニコッ」
だけど、だけどだけど。
まだ見つかってないんだ、助け出す方法が。
間に合わなかったら、どうするんだよ。
横「信じている、フッ」
玉「わた、ヒクッ」
ギュッと再びその腕の中へ抱きしめられ。
そのまま、ふたり夢の中へ
そう、いつもの通りにってあれ?
チッチッチッチ、聞こえてきたのは秒針の音。
眼を開けたなら、まだ夜で隣ではわたが眠っていて。
えっ、いない!?どうして?
玉「わた?わたあぁーっ」
嘘だろ、黙って消えないって約束したじゃん。
時計の針は、深夜の2時を差している。
そんなバカな!?だって俺達はさっき眠ったばかりだし
確か時間は…
ベットから抜け出し、窓を開け外を見た。
玉「嘘!?街の灯りが、ぜんぶ消えている ハッ」
と、そのとき。
横「裕太?」
玉「わた」
部屋に入って来た渉を見て思わず、その腕の中へ抱きつく。
玉「バカ、ばかバカ!心配したじゃんもう」
横「ごめんトイレへ行ってたんだ、それより」
玉「外だね」
横「ニカから携帯に連絡があった」
俺達の世界と、あの世界が
横「準備をして、出掛けるよ」
玉「どこへ?」
横「幻想館」
玉「わた、俺から離れないでね」
横「ふっ、裕太」
その笑顔を俺は忘れない、何か意を含んだような。
けれど、既に宮田が千賀に別れを告げ運命の扉を開けていたことを。
俺は知らないでいたんだ、渉は。
もう覚悟を決めていたんだね、こうなる前に。
ずるいよ俺をこんな気持ちにさせてさ。
絶対に絶対、許さないんだから。
決心も新たに前へと進む。
夢魔、ゼロムの野望を阻止するために。
