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幻想世界☆

第1章 その扉が開くとき

さてと、今日は何処で語り明かすとするかな。

そう思いドアを開けた次の瞬間。

ピカーッと閃光が目の前を走り抜けて行き。

うわっ、眩し!?なんだわ?これ…

数分後、目を開けたなら。



北「えぇーっ、どうなってるの!?」



外には、木がいっぱい覆い茂り。

見上げれば、白と紫2つの月が夜道を照らしていて。

げげっ、マジでか!?

キョロキョロと辺りを見渡すと。

あり得ねぇ…

ゴシゴシ手で何度も眼を擦りつける。

あれは猫だろウサギに羊・犬・馬・ライオン!?

人の姿形をした動物たちが大勢いてよ、でも何故だか男しかいなく。

と、そのとき携帯が鳴り。



河「宏光、今日の約束キャンセルしてもいいか」

北「あっ、うん、おまえ今どこ?」



ツゥーツゥーツゥー、切れたどうすんべ。

途方に暮れる俺、仕方なく前を向き歩き始めた。

しっかし異様な雰囲気だわ



「ガオーッ、ガァー」

「グルグル!」



わっ!?なにあれ虎じゃん。

見ると2匹の虎らしき人間が道端で睨み合っていて。

やっべぇー巻き込まれる前に逃げなきゃよ。



「北山、こっち」



グイッと突然、掴まれた手そのまま勢いよく走り出し

ダダダダダッ!

トンネルを抜けたら雪国だった。

ではなく…

ドアを開けたらもう1つの世界がそこにはあったんだ

とはいえこの時はまだ自分が何故そこへ引き込まれたのか。

現実か夢なのかさえも分からず。

俺は、いや俺達は。

それから徐々に、不思議な体験をして行く事になる。

ファンタジックな、それでいて凄くえろい空間の中で




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