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先へと進んだら。



千「きゃははっ、２人ともおもしれぇ」

河「笑ってるんじゃねぇ、千賀」

ニ「そうだ」



千ちゃんも!?



ニ「ああっ、宮田だぁ」

千「‥‥っ」

河「うおっ、お前いい所へ来た！こいつなんとかしてくれ」

宮「へっ？」

河「へっ、じゃねぇや」



ってか猫？



宮「かっわいぃーっ」

河「そっ､そうか？ﾃﾞﾍｯ」

宮「千ちゃんが猫になってるぅー」

河「俺じゃないの」

ニ「あはははっ」



思わず叫んでしまい、すると。



ニ「宮田、色目遣いで千賀を見るんじゃないぞ」

宮「別に俺は､ﾁﾗｯ」



黙ったまま俯いてる千ちゃん。



河「俺…じゃねん‥だな」

ニ「あららヘコんじゃってるよ､ﾊﾊｯ」

屋「仕方がない、おまえはネズミなんだから」



ネズミ？そう言えば。



河「違うわい、ハムスターだ」

山「いや、どう見てもネズミでしょ」

宮「亮太!?」



わっ、こっちも可愛い。



屋「こいつはダメだぞ」

宮「えっ？」

屋「買うなら、この中から選べ」

宮「買う？」



そう言って檻の方を指差す屋良さん。

選ぶって…



執事「ですから、幻想館へ行き気に入った獣人を買ってくればいいのです」



こういうことか？

俺はあのときの執事の言葉を思い出していた。



屋「その為にここへ来たんじゃないの？ﾆｺｯ」

宮「あのぉー屋良さん」

屋「なんだ？」

宮「そしたらどうなるんです？」

屋「‥‥‥」



やり方が、間違えていたとしても。



屋「お買い上げ、有り難うございまーす ﾆﾔｯ」



俺は千ちゃんともっと仲良くなりたかったんだ。



千「ちっ、なんで俺なんだよ」

宮「いいじゃん､ﾆｺｯ」



恋人同士みたいに―