幻想世界☆
第25章 選ばれし者
・二階堂side
千「選ばれし者?」
二「白い月の使者が選んだって意味さ」
玉「それって」
そっ、俺のこと。
北「見ろ、どうやらあそこが中央みたいだぜ」
玉「本当だ赤い旗が立っている」
ひときわ高台となっているその場所に。
千「つまり、そこに神秘の武器があるって事だよな」
二「よし、行こう」
―と、足を踏み入れた次の瞬間。
北「ちょ、なんだわこれ」
玉「どういうこと?」
千「弾き飛ばされちゃったじゃんさ」
えっ?
後ろを振り返ったら、ミツたちが騒いでいてよ。
二「なに?どうかした」
玉「なんでニカだけが入れるんだよ」
はあっ?
北「もしかして」
千「選ばれし者…だから」
なっ!?
玉「そういうこと?」
千「俺達は執事とゼロムの企みによってここへと呼ばれた」
北「が、ニカは違う」
そう俺はミツと屋良さん達によって呼ばれたんだ。
北「あいつらが作った世界にある物には、あいつらの意志がある」
玉「だから俺達は入れないってわけだね」
千「なるほど」
ちょっと待ってつまりはさ
二「えぇーっ、俺ひとりで行くのぉ!?」
北「これを持って行けば、大丈夫」
二「なに?」
北「執事が、現世で書いていた地図だわ」
いやいやそれって役に立つのか?
玉「全てはお前にかかっている」
千「頑張れニカ」
二「プレッシャーかけないでくれる、ハァ」
北「分かり易いよう道順を線で引いておいたからさ」
二「分かった、行けばいいんでしょ行けば」
千「ファイト、おう」
ったくもぅ…
これも俺の役目なら、やるしかない。
ペンライトを持ち、地図を手にして。
俺は再度そこへと足を踏み入れて行く。
皆からの期待を一身に浴び白い月に見守られながら。
千「選ばれし者?」
二「白い月の使者が選んだって意味さ」
玉「それって」
そっ、俺のこと。
北「見ろ、どうやらあそこが中央みたいだぜ」
玉「本当だ赤い旗が立っている」
ひときわ高台となっているその場所に。
千「つまり、そこに神秘の武器があるって事だよな」
二「よし、行こう」
―と、足を踏み入れた次の瞬間。
北「ちょ、なんだわこれ」
玉「どういうこと?」
千「弾き飛ばされちゃったじゃんさ」
えっ?
後ろを振り返ったら、ミツたちが騒いでいてよ。
二「なに?どうかした」
玉「なんでニカだけが入れるんだよ」
はあっ?
北「もしかして」
千「選ばれし者…だから」
なっ!?
玉「そういうこと?」
千「俺達は執事とゼロムの企みによってここへと呼ばれた」
北「が、ニカは違う」
そう俺はミツと屋良さん達によって呼ばれたんだ。
北「あいつらが作った世界にある物には、あいつらの意志がある」
玉「だから俺達は入れないってわけだね」
千「なるほど」
ちょっと待ってつまりはさ
二「えぇーっ、俺ひとりで行くのぉ!?」
北「これを持って行けば、大丈夫」
二「なに?」
北「執事が、現世で書いていた地図だわ」
いやいやそれって役に立つのか?
玉「全てはお前にかかっている」
千「頑張れニカ」
二「プレッシャーかけないでくれる、ハァ」
北「分かり易いよう道順を線で引いておいたからさ」
二「分かった、行けばいいんでしょ行けば」
千「ファイト、おう」
ったくもぅ…
これも俺の役目なら、やるしかない。
ペンライトを持ち、地図を手にして。
俺は再度そこへと足を踏み入れて行く。
皆からの期待を一身に浴び白い月に見守られながら。