
幻想世界☆
第25章 選ばれし者
・藤ヶ谷side
その頃、俺達は。
宮「ガヤさん出たよー」
藤「おまえ風呂、長っ」
宮「だってさ隅から隅まで綺麗にしないと」
藤「なんのために?」
宮「そりゃ最期くらい王子さまでいたいからに決まってるじゃん、ニコッ」
まだ、みやと2人して屋敷内の部屋にいた。
執事「藤ヶ谷さま、ちょっと宜しいですか」
藤「なに?」
そこへ、こいつが現れ。
宮「がっ、ガヤさん」
藤「大丈夫だってすぐ戻って来るから」
ニカから携帯へ着信があったとき。
俺は、既に外へと出ていた
執事が書きかけていた文章を読み、みやが。
俺達より先に呼び出されてしまうことが分かったから
それで急ぎ、あいつのマンションへ向かったら。
藤「で、用件はなに?」
執事「横尾さまがいらしています」
藤「やっぱり」
執事「分かってらしたのですか」
藤「まぁ…ね」
わたが、みやを放っておけるわけないし。
執事「‥‥‥」
藤「なに?どうかした」
執事「それが、絆」
えっ?
執事「しかし、それだけでは運命から逃れる事はできません」
“ゼロムさまとわたくしが作り出したこの世界が消えない限りは”
藤「知っている、フッ」
執事「ならば何故そのように冷静でいられるのです」
藤「それは、お前には理解できないだろうな」
どんな理由があるにしろ、人生を投げ捨てた奴には。
執事「そうかも知れませんね」
藤「やけに素直に認めてるじゃん」
執事「が、宮田さまはどうなのでしょう?」
藤「みやが自ら進んで生け贄になったのは」
執事「ご自分が犠牲になることで、お二方を助けようとし」
藤「あぁ、けど」
執事「そのお気持ちを無にして絆というものが、果たして皆さまの間に成り立つのでしょうか」
ふん分かったような口きき
藤「それは、この後どうなるかで分かることさ」
執事「でしたら、見させて頂きます。その行方を」
藤「ふっ」
俺がマンションへ到着したときちょうど、みやが出て行くところだった。
その後をつけ、この屋敷へと辿り着き今に至っている
その頃、俺達は。
宮「ガヤさん出たよー」
藤「おまえ風呂、長っ」
宮「だってさ隅から隅まで綺麗にしないと」
藤「なんのために?」
宮「そりゃ最期くらい王子さまでいたいからに決まってるじゃん、ニコッ」
まだ、みやと2人して屋敷内の部屋にいた。
執事「藤ヶ谷さま、ちょっと宜しいですか」
藤「なに?」
そこへ、こいつが現れ。
宮「がっ、ガヤさん」
藤「大丈夫だってすぐ戻って来るから」
ニカから携帯へ着信があったとき。
俺は、既に外へと出ていた
執事が書きかけていた文章を読み、みやが。
俺達より先に呼び出されてしまうことが分かったから
それで急ぎ、あいつのマンションへ向かったら。
藤「で、用件はなに?」
執事「横尾さまがいらしています」
藤「やっぱり」
執事「分かってらしたのですか」
藤「まぁ…ね」
わたが、みやを放っておけるわけないし。
執事「‥‥‥」
藤「なに?どうかした」
執事「それが、絆」
えっ?
執事「しかし、それだけでは運命から逃れる事はできません」
“ゼロムさまとわたくしが作り出したこの世界が消えない限りは”
藤「知っている、フッ」
執事「ならば何故そのように冷静でいられるのです」
藤「それは、お前には理解できないだろうな」
どんな理由があるにしろ、人生を投げ捨てた奴には。
執事「そうかも知れませんね」
藤「やけに素直に認めてるじゃん」
執事「が、宮田さまはどうなのでしょう?」
藤「みやが自ら進んで生け贄になったのは」
執事「ご自分が犠牲になることで、お二方を助けようとし」
藤「あぁ、けど」
執事「そのお気持ちを無にして絆というものが、果たして皆さまの間に成り立つのでしょうか」
ふん分かったような口きき
藤「それは、この後どうなるかで分かることさ」
執事「でしたら、見させて頂きます。その行方を」
藤「ふっ」
俺がマンションへ到着したときちょうど、みやが出て行くところだった。
その後をつけ、この屋敷へと辿り着き今に至っている
