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幻想世界☆

第27章 不器用な2人

・藤ヶ谷side

あれから止まっていた刻はいつものように動き出し。

数日後―



二「ミツ、おはよ」

北「はよ、ニカ」



今日は、メンバー全員での雑誌撮影の日。



横「太輔」

藤「言いたいことは分かっている、わた」

横「いいの?このままで」



いいも何も最初から。



千「マジでこいつ、アホな事をするよ」

宮「千ちゃん、バラさなくたっていいじゃんか」



こうなることは、覚悟していたし。



二「なになに?なんの話」

北「宮田がな」

宮「キタミツまで、もう」

北「ガハハハッ」



その視界の中に映る北山の姿をジッと見つめ。



藤「ふっ」

二「ガーヤ」

藤「わっ、なにニカ!?」

二「いい男だねぇ、ニヤッ」

藤「はあっ?」

二「惚れ惚れしちゃう」



意味わかんない。



横「ぷぷぷっ」

玉「わた、終わったら何処か行く?」

横「そうだね太輔は」

藤「どうしよ、俺お邪魔虫にならない」

玉「せーんぜん」

藤「そっ、フッ」



いいね、わたとタマは。




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