幻想世界☆
第27章 不器用な2人
・北山side
藤ヶ谷のやつ、チョー頭にくるわ。
二「ミツ、何をやっているんだよ?」
北「んっ?うん」
俺はこのままじゃいけないと思ったから、なのに…さ
藤「あっ、洋服の事?それならわたに」
ちげーわ、バーカ。
脳裏に浮かんだ横尾さんの言葉。
横「こういうのって、人の手を借りたらダメなんじゃないの」
宅配も人の手を借りることになるのかな?フッ
横「ちゃんと2人して話し合わないとさ」
でも向こうがその気がないんじゃ、どうしようもないし。
二「みーつぅー」
北「なんだわ」
二「ガヤに、送り返すの?これ」
北「うん、まぁ」
二「ふーん」
これで本当に今度こそ終わりだ。
北「じゃ近くのコンビニに行って来る」
二「ついでに飲み物とかも買ってきてよ」
北「なにがいい?」
二「ビール、それとおつまみも宜しく」
北「はいはい、クスッ」
ガチャ、バタン!
あれから結局、暇さえあれば俺の部屋へ来ているニカ
店員「お届けものですね、こちらへ御記入お願いします」
以前からよく一緒に遊んでたから別にいいんだけど。
戸「あれ北山」
北「トッツー」
戸「なに、宅配?」
北「うん…」
偶然に居合わせたトッツーは勝利のところへ行く途中だという。
北「仲いいよな、よく会ってるんだろ?」
戸「まぁ、北山は二階堂と昼間から飲み会?クスッ」
北「えっ、なんで」
戸「ビール、んふふっ」
北「あっ、ハハッ」
って相手はニカだって言わなくてもバレてるし。
やっぱり、そういうイメージなのか俺たち。
戸「藤ヶ谷は元気?」
北「はっ?」
すると、唐突にトッツーが
戸「この間、夢を見てさ」
北「夢?」
戸「綺麗な自然が溢れた森の中に滝があって」
それってあの…
戸「あいつが、寂しそうに佇んでいたんだ」
北「‥‥‥」
戸「北山の名を呟き」
なっ!?
戸「だから、ちょっと気になってさ」
北「あ、元気…だよ‥なんも変わりないし」
戸「そっ、ごめんね変な事を聞いちゃって、じゃ」
北「おう」
繋がっているんだ俺達は、記憶はなくとも。
そこで過ごした刻は、それぞれの心の中で。
そう思い嬉しくなる―
藤ヶ谷のやつ、チョー頭にくるわ。
二「ミツ、何をやっているんだよ?」
北「んっ?うん」
俺はこのままじゃいけないと思ったから、なのに…さ
藤「あっ、洋服の事?それならわたに」
ちげーわ、バーカ。
脳裏に浮かんだ横尾さんの言葉。
横「こういうのって、人の手を借りたらダメなんじゃないの」
宅配も人の手を借りることになるのかな?フッ
横「ちゃんと2人して話し合わないとさ」
でも向こうがその気がないんじゃ、どうしようもないし。
二「みーつぅー」
北「なんだわ」
二「ガヤに、送り返すの?これ」
北「うん、まぁ」
二「ふーん」
これで本当に今度こそ終わりだ。
北「じゃ近くのコンビニに行って来る」
二「ついでに飲み物とかも買ってきてよ」
北「なにがいい?」
二「ビール、それとおつまみも宜しく」
北「はいはい、クスッ」
ガチャ、バタン!
あれから結局、暇さえあれば俺の部屋へ来ているニカ
店員「お届けものですね、こちらへ御記入お願いします」
以前からよく一緒に遊んでたから別にいいんだけど。
戸「あれ北山」
北「トッツー」
戸「なに、宅配?」
北「うん…」
偶然に居合わせたトッツーは勝利のところへ行く途中だという。
北「仲いいよな、よく会ってるんだろ?」
戸「まぁ、北山は二階堂と昼間から飲み会?クスッ」
北「えっ、なんで」
戸「ビール、んふふっ」
北「あっ、ハハッ」
って相手はニカだって言わなくてもバレてるし。
やっぱり、そういうイメージなのか俺たち。
戸「藤ヶ谷は元気?」
北「はっ?」
すると、唐突にトッツーが
戸「この間、夢を見てさ」
北「夢?」
戸「綺麗な自然が溢れた森の中に滝があって」
それってあの…
戸「あいつが、寂しそうに佇んでいたんだ」
北「‥‥‥」
戸「北山の名を呟き」
なっ!?
戸「だから、ちょっと気になってさ」
北「あ、元気…だよ‥なんも変わりないし」
戸「そっ、ごめんね変な事を聞いちゃって、じゃ」
北「おう」
繋がっているんだ俺達は、記憶はなくとも。
そこで過ごした刻は、それぞれの心の中で。
そう思い嬉しくなる―