
幻想世界☆
第4章 執事の企み①
・北山side
「気がついたか」
この声は屋良さん?ハッ、なんでここ。
どうして俺は、こんな所にいるんで。
そこは鉄格子が張り巡らされている檻の中。
確か自分の部屋で寝て…
屋「気分はどう」
北「いいわけないじゃん」
屋「だよな クスッ」
何故だか、怪しく笑う屋良さん。
また、この間から見ている夢か?
北「いったいどうなっているんだ」
屋「それは、後でボチボチ分かる」
北「はっ?」
屋「それよりあいつをなんとかしてやってくれ」
んっ?
屋「千賀が宮田に買われてから元気がなく、お前なら励ましてやれるだろ」
屋良さんが指さす先、その薄暗い場所で蠢く人影。
もしかしてあれは―
北「ニカ?」
声を掛けたら、檻の手摺りへ物凄い勢いで飛びついて来てよ。
ガタガタガタッ!
ニ「ミツうぅーっ」
北「うわ、なんなんでその食らいつきようは」
ニ「だって俺1人になってしまいどうしていいか分からなかったんだもん」
あはっ…
屋「ちょい前までは河合と一緒にしてやっていたんだが」
郁人?
「気がついたか」
この声は屋良さん?ハッ、なんでここ。
どうして俺は、こんな所にいるんで。
そこは鉄格子が張り巡らされている檻の中。
確か自分の部屋で寝て…
屋「気分はどう」
北「いいわけないじゃん」
屋「だよな クスッ」
何故だか、怪しく笑う屋良さん。
また、この間から見ている夢か?
北「いったいどうなっているんだ」
屋「それは、後でボチボチ分かる」
北「はっ?」
屋「それよりあいつをなんとかしてやってくれ」
んっ?
屋「千賀が宮田に買われてから元気がなく、お前なら励ましてやれるだろ」
屋良さんが指さす先、その薄暗い場所で蠢く人影。
もしかしてあれは―
北「ニカ?」
声を掛けたら、檻の手摺りへ物凄い勢いで飛びついて来てよ。
ガタガタガタッ!
ニ「ミツうぅーっ」
北「うわ、なんなんでその食らいつきようは」
ニ「だって俺1人になってしまいどうしていいか分からなかったんだもん」
あはっ…
屋「ちょい前までは河合と一緒にしてやっていたんだが」
郁人?
