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幻想世界☆

第4章 執事の企み①

・宮田side

執事に案内された部屋そこには大きな鏡があり。



藤「ここは」

執事「マジックミラーとなっています」

藤「なっ」



映っていたのはベットの中で蠢く2つの裸体。

1人は横尾さん、もう1人は。



宮「あれは、タマ」

藤「なんだって!?」

執事「何処かで拾って来たようです」



拾った?買ったんじゃなく



宮「でも、どうして?ハッ」

藤「みや?」



ないないあの2人に限ってそんな、アハッ



執事「さぁーそれはどうでしょう、ニヤッ」

宮「えっ」

執事「あなた方が来るだいぶ前からあの2人はここにいます」

藤「何が言いたい」

執事「もちろん2人が交尾をしたかどうかを」

宮「黙れ、黙れ黙れ」

藤「みや!」

執事「取り乱す事はありません、この際ですからハッキリと言っておきます」

藤「なんだよ」

執事「先日、私が言った事を覚えていますか」



“自然と身体は動いてしまう本能のままにね”



藤「それが、どうしたっていうわけ」

宮「つまりはそういう事」

藤「えっ」



ペットと飼い主の関係は。



藤「マジっ!?」

執事「はい、それに」

宮「まだ何かあるの」

執事「横尾さまは既に血を吸われています」

藤「そんなバカな」

執事「本当です、ニヤッ」



嘘でしょ?



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