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幻想世界☆

第6章 執事の企み②

・宮田side

今日も俺は夢の中で千ちゃんと一緒にいた。



千「なんか面白いことないの」

宮「例えばどんな」



昨夜、眠らないように踏ん張っていた俺の耳に聞こえて来た声は。



千「それを考えるのがお前の役目じゃん」

宮「えっ」



確かに千ちゃんの声だったんだ。



千「じゃないと、してやらないぞ」

宮「千ちゃーん」

千「ニヤッ」



俺のこと好きだって言ったじゃん。



千「それ幻聴じゃね」

宮「えぇーっ」

千「あはっ、おもしれタマの気持ちがよく分かったわ宮田をからかうと超楽し」



そんなの、分からなくてもいいから。



千「俺も、おバカな最年少とか言われ結構イジられてるけど」

宮「千ちゃんは可愛いよ」

千「お前に言われてもちーっとも嬉しくなんかないやニカなら嬉しいけどさ」

宮「うっ」



よし、こうなったら。

ガバッと襲い掛かればピョンっと逃げられる。



千「そう何度も続けてヤられるかよ」



くっそぉーダンスが上手い千ちゃん流石に動きも機敏だ。



執事「やれやれ何をやってるんですかねぇ」



そんな事を言ったって素手じゃ敵いっこないし。




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