幻想世界☆
第1章 その扉が開くとき
謎の男「驚きましたか」
藤「これはいったい」
謎の男「ここへ来た者は、みな2つの生き物になります」
藤「生き物…って」
謎の男「元からいた存在は別にして」
藤「はっ?」
謎の男「ニヤッ」
いやな笑い方をする奴だった。
謎の男「狩る者と狩られる者、貴方はどれになりたいですか」
藤「‥‥っ」
謎の男「ご覧なさい、あれが狩られる者です」
そいつが指差した先そこに北山はいたんだ。
耳と尻尾が付いた姿形で…
藤「あれは?」
謎の男「獣人と呼ばれる者たちです」
藤「‥‥っ」
謎の男「今日はこれまでにしましょう」
藤「えっ?」
謎の男「戻りなさい、自分たちの世界へ」
夢か?幻か―
ニ「おっはよー」
千「おーすっ」
ニ「今日も元気いっぱい、張り切っちゃうよ俺」
千「いぇーい、ニコッ」
いつもと変わらぬ、ニカと健永。
玉「宮田、お前なに人の事ジロジロ見てるの?」
宮「えっ?あぁ気のせいだって、ハハッ」
こいつが、挙動不審なのも珍しくはない。が…
藤「わた?どうした」
横「んっ?あ、いや別に」
何故だかそんな2人を見つめている渉がいてさ。
それから―
北「‥‥‥」
ジーっと座ったまま考え事をしているかのような北山の姿が。
俺はそれが気になって仕方がなかった。
スタッフ「そろそろ時間です、準備をお願いしまーす」
もうすぐコンサートが始まる。
藤「これはいったい」
謎の男「ここへ来た者は、みな2つの生き物になります」
藤「生き物…って」
謎の男「元からいた存在は別にして」
藤「はっ?」
謎の男「ニヤッ」
いやな笑い方をする奴だった。
謎の男「狩る者と狩られる者、貴方はどれになりたいですか」
藤「‥‥っ」
謎の男「ご覧なさい、あれが狩られる者です」
そいつが指差した先そこに北山はいたんだ。
耳と尻尾が付いた姿形で…
藤「あれは?」
謎の男「獣人と呼ばれる者たちです」
藤「‥‥っ」
謎の男「今日はこれまでにしましょう」
藤「えっ?」
謎の男「戻りなさい、自分たちの世界へ」
夢か?幻か―
ニ「おっはよー」
千「おーすっ」
ニ「今日も元気いっぱい、張り切っちゃうよ俺」
千「いぇーい、ニコッ」
いつもと変わらぬ、ニカと健永。
玉「宮田、お前なに人の事ジロジロ見てるの?」
宮「えっ?あぁ気のせいだって、ハハッ」
こいつが、挙動不審なのも珍しくはない。が…
藤「わた?どうした」
横「んっ?あ、いや別に」
何故だかそんな2人を見つめている渉がいてさ。
それから―
北「‥‥‥」
ジーっと座ったまま考え事をしているかのような北山の姿が。
俺はそれが気になって仕方がなかった。
スタッフ「そろそろ時間です、準備をお願いしまーす」
もうすぐコンサートが始まる。