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君と僕。

第10章 君と僕と誕生日

「ちょっ仕事は!?」

「蓮君が時雨さん好き好き大好き愛してる今すぐ抱いてキスしてぇー!って言ってくれたからマッハで今終わらせた」

「大部分が捏造です!!」

「んー、でも蓮君忙しいから我慢するね!!」

「ドウモ」

「冷たい!」

「ほら、コーヒーはいりますよ」

貴方があまりにも嬉しそうに笑うから。

「ありがとっ」

貴方があまりにも満足気に笑うから。

「ね、ね!」

「何です?」

「俺も蓮君大好き!」

あまりにも、ここが居心地が良くて。
甘えることに慣れてしまっていて。











「あ」












僕は、最低なことをしたんだ。

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