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君と僕。

第5章 君と僕と男気

「はい、ここでっ問題ですっ」

切羽詰まった時雨さんの声が聞こえる。

「あっあっぁうっふ、ん」

「俺の、いつもよりっデカくなってんの、気づか、ない!?」

返事をする余裕なんてない。
生々しい水音が、ベッドの軋む音が、時雨さんの吐息が。

全部が僕の中を駆け巡って行く。

突き上げられるそこに意識が向くと、確かに普段より太い気も、大きい気もする。

「蓮君が気持ちイイと、俺もイイし。こんな可愛いっことされちゃって、俺さっきから爆発寸前です」

パチュンッグチ...パンックチュ...

「ぁうっし、ぐぇ...さん、僕、のこと嫌い、じゃ、ない?」

「そんな事あるわけない!」

「ふぁ、ん、飽き、ない?」

「蓮君に飽きるとか、有り得ないけど?」

目元に垂れる髪の毛をかきあげると、時雨さんは上半身を起こして更に僕の腰を揺する。
耐えきれない快楽に僕はまた欲を吐き出した。

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